小鳥先輩である。

小鳥先輩は野鳥の会会長の家で目覚めたところである。

小鳥先輩は朝からヤマザキ 大きなツインシューを食した。
クリームお口いっぱい。
幸せいっぱい。

シュークリームのクリームほど小鳥先輩を幸せにしてくれる雄はいない。



いっただきまーす。


ごちそうさまでした。


残骸は眠っている野鳥の会会長の冷蔵庫にそっと入れておく。
お腹がすいたらシュークリームのシューを食べるように。
書置きも残す。
やさしい!小鳥先輩は優しい!
野鳥の会会長はシュークリームのクリームの足元には及ばぬが、
やさしくいいやつである。
シュークリームのシューとクリームと同じく、雄と雌も微妙なバランスで成り立っているのである!
「ま、俺はクリームしか吸わんから関係ないけど」
小鳥先輩はSPEEDOの水着に着替えながらぼやいている。